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整体師になるための資格は必要?整体師になるための必要事項を解説

2023年03月22日
整体師になるための資格は必要?整体師になるための必要事項を解説

街中でよく見かける整体院ですが、接骨院やあん摩・マッサージ院と併設しているところも多く、全国に13万カ所以上のリラクゼーション業関連の施設があるといわれています。それだけ人気の高い業界ですが、整体について詳しく知っている方は関係者の方か、整体院リピーターの方くらいでしょう。今回は、整体の資格や施術内容について、詳しくご紹介します。

 

1整体院は資格がなくても開業できる

結論からいうと、整体院を開業する際に、整体師としての資格は必要ありません。そもそも、整体師なる国家資格はありません。極端な言い方をすれば、だれでも明日から整体院を開業できるのです。実際には、明日から整体院の開業はほとんど無理ですが、整体を施術する整体師については、門戸がかなり広く開いています。ただし、整体師として生業にするにはかなり難しい問題があります。

 

1-1.整体師が行える施術の範囲は?

整体師が施術できるのは、身体や骨格の歪みを手技(しゅぎ)によって矯正し、痛みやコリや不調を和らげ整えることです。また、施術後のアフターフォローとして、自宅でできるストレッチなどについてのアドバイスを行う整体師もいます。また、女性向けの美容に特化した整体を行う整体院もあります。

 

2.有資格者の整体師

整体師は、整体師と名乗れる明確な国家資格がないことで、整体師が行う施術に類似した治療や、包括される治療が行える国家資格を持っている有資格者が整体院を併設していることがあります。以下で代表な有資格者をご紹介します。

 

2-1.あん摩マッサージ指圧師

あん摩マッサージ指圧師は、3年に及ぶ専門教育や大学で3年以上勉強を終え、あん摩マッサージ指圧師国家資格に合格する必要があります。あん摩マッサージ指圧師は、マッサージのプロであり、凝った体をほぐし、リラクゼーション効果が期待できることから整体師としての施術も行えます。

 

2-2.柔道整復師

柔道整復師は、骨折・脱臼・打撲・捻挫・筋挫傷などの怪我に対して外科手術を行わず、施術を行います。人間の自然治癒力を引き出すというアプローチで、怪我を治癒させる施術です。柔道整復師は、専門の養成機関か、特定の4年製大学で決められた科目を履修し、国家試験の合格が必要です。柔道整復師は、難関資格で人体の構造や解剖学も詳しく学習することから、整体師の業務を兼ねることが可能です。

 

2-3.はり師・きゅう師

厳密にいえば、はり師ときゅう師は異なります。はり師は0.140.3mmのハリで体のツボを刺激し、血行やリンパの流れをよくする治療です。ハリを刺しても、痛みはほぼない施術を施すのが特徴です。「きゅう」は、ヨモギなどから作られている「もぐさ」を使います。もぐさをツボの位置にセットし、火をつけて熱を発生させ熱の力で治療するのです。はり師・きゅう師になるには、国家試験に合格する必要があります。はり師試験ときゅう師試験に分かれており、いずれも受験資格は大学や専門学校のしん灸学科などで3年以上学ぶと受験できます。

 

2-4.理学療法士

理学療法士は、動作解析の専門家です。ケガをした人に日常生活の動作を回復させたり、ケガ予防のトレーニングを指導したりします。理学療法士は、指定された養成校で3年以上学び、国家試験に合格することが条件です。理学療法士も取得が困難な国家資格で、人の基本動作である、立つ・座る・歩くといった動きのメカニズムを理解することから、整体師と同じように痛みや不調の改善ができます。

 

3.整体師としての勉強方法

整体師は、正式な国家資格ではありません。しかし、人体の構造や生理学に解剖学から、痛み発症のメカニズムなどの知識がゼロであれば、整体師として的確な施術が行えません。以下で整体師として必要となる知識を学ぶ方法について、ご紹介します。

 

3-1.専門学校

専門学校に通って整体師を目指す場合は、カリキュラムが実践につながりやすいものになっている学校が多く、役立つ知識を早期にマスターできるでしょう。また、専門学校は整体師を目指す人が集まり、励まし合って勉強する環境が整い、情報交換もできますカリキュラムに実技が含まれている学校も多く、早期に実践につながる内容を学ぶことが可能です。

 

3-2.民間スクール

民間スクールで整体師の勉強をすることも可能です。多くのスクールは、随時入学可能で、入学するための試験もなく、基本的にどなたでも整体師になるための勉強ができます。

 

3-3.通信教育

通信教育でも、整体師の勉強ができます。昼間、働きながら受講することも、マイペースで勉強することも可能です。

 

4まとめ

整体師になるために合格すべき国家資格などはありません。しかし、まったく人体構造や生理学に、痛み発症のメカニズムなどの知識がなければ、整体師として良い施術ができません。整体師として顧客の体に触れ施術する以上、基本的な医学的知識や最低限の技術力を備えておきましょう。

 

「一般社団法人スティルアカデミィジャパン」は、一流のフランス人講師が定期的に来日して指導し、オステオパシー(整体)が学べます。授業は、筋骨格・頭蓋・内臓の三大カリキュラムを軸にして、整体現場で幅広く医療的課題に対応できる整体師になれるよう、解剖生理学・バイオメカニクス・症候学・レントゲン学などまで学べます。

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